〈現場〉で異性愛主義を考える
「異性愛主義について考えること」
『月刊 Human Rights』 第287号(2012年2月号)
(社)部落解放・人権研究所
いただいたお題は「ジェンダーで考える教育の現在(いま)」。リレーエッセイの第56回目になる。56回目とな?これまた編集者の方からえらいバトンをいただいたものだ、と思いつつではあったのだけれど、「教育」といえば、やはり、普段、いくつかの大学の教壇を渡り歩きながら ――授業時間の教室よりもその他の時間帯のほうが過ごしている時間は長いので正確には“キャンパスを渡り歩きながら”かな――、感じたり、考えたりしていることを文章にしてみようと。
詳細は、ぜひ本誌をお買い上げいただくこととして、小見出しのみ挙げておく。
複数のキャンパスで出会った学生たちとの対話や、キャンパスの外での活動、そこで与えられた勇気とか元気とか、そんなエピソードを織り交ぜながら。
ジェンダー/セクシュアリティに関する大学での一般教養科目や専門科目(社会学)を担当しながら、心がけていること。それはセクシュアル・マイノリティについて「知る」ことを促すのではなく、とくにマジョリティの価値観をいかに問い直すか、である。毎年、多少の手法は変えるが、12年間、非常勤講師をしてきて、変わらぬスタンスもあるものだと、あらためて振り返る機会ともなった。執筆の場を与えてくださった方々に感謝。
多様なテーマが取り上げられているので、おすすめ。目次はここ。これから読みます。
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